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特集コラム:スマートデバイス導入ライフサイクル

スマートデバイス企業導入のお悩み解決!11の手がかりとは?【後編】

スマートデバイス導入企業必見!導入ライフサイクル 11フェーズ

前回はスマートデバイスの導入ライフサイクルについて、「6、アプリケーション導入」から「8、セキュリティ対策」までをご紹介しました。
主に、アプリケーション導入後に必要となる、管理やセキュリティを確認しました。

今回は引き続き後編ということで、「9、保守サポート&コール」から「11、デバイス廃棄・入替」までを順番にご紹介します。

9、保守サポート&コール

cycle09.jpgスマートデバイスを使い始めてしばらくすると「動作がおかしい」「電源が入らない」など、様々な障害の報告が企業の情報システム管理担当者のもとにくるでしょう。ハードウェアの障害、操作間違いなど、現象は様々です。
スマートデバイスの導入に最低限の障害はつきものです。しっかりとした対応組織やフローを備えておくことをお薦めします。
サポート対応のポイントを挙げてみましょう。

  • ・メーカー問い合わせ窓口の確認
  • HWメーカー、アプリケーション提供ベンダーの窓口を確認しておく。また購入元や購入年月日や保守期間等を確認しておく。
  • ・社内体制の確立
  • 問い合わせ窓口の設置や社内Webや掲示板でのQ&Aの公開
  • ・運用フローの確立
  • 問い合わせに対しての回答、解決までのフローチャートを予め準備しておく。 例外もありますが、都度どのように対処するか検討していては、管理側もユーザー側も大変な手間になります。

    外部へ委託してしまうのも一つの手です。 費用はかかりますが、専門的な知識や経験を積んだ人間が担当するため、自ら保守サポートを行うよりも、スピードや対応時間、社員満足度においてメリットがあるでしょう。

<参考>
開発元/提供元:OrangeOne株式会社
製品名:MDM Rescueプラス

開発元/提供元:AOSテクノロジーズ株式会社
製品名:AOSスマートヘルプデスクサービス

10、社員教育

cycle10.jpgスマートデバイス導入後、社員の悩みとして出てくるのが「使い方がよく分からない」「この機能を使ってよいのかどうか分からない」という、操作や機能に関しての疑問です。
特に携帯電話からスマートフォンへ移行した場合は、使い勝手が分からず苦労するものです。
もちろん、社内の問い合わせ窓口に問い合わせてもらうのもよいですが、同じような問い合わせが色々な社員から入ったり、社員が何でも質問してくるケースが想定されます。
そこで、1つの解決策として、基本機能や標準アプリケーションに関するマニュアルを作成し、それらを社内Webで公開してしまう方法が挙げられます。
また、新入社員や中途社員のために、定期的に勉強会や講座を開くのもよいでしょう。
OSのバージョンアップや、新しいアプリケーションの導入などを継続的に実施させることが、社員にスマートデバイスという武器を有効に使ってもらうキーになります。

PC向けにPCスクールがあるように、スマートデバイス向けにも全国各地のスクールでの講習や、スマートデバイス利活用の法人向け講座の講師派遣が行われています。
ご希望の日程・内容にて講座を開催することが可能なようですので、是非活用してみてはいかがでしょうか。

<参考>
一般社団法人 ICT能力開発協会

11、デバイス廃棄・入替

cycle11.jpgさて、スマートデバイスの導入から使用、教育までご紹介してきました。
一巡して、導入したデバイスの廃棄や新しいデバイスへの入替が発生する時期がやってきます。
ここでは、廃棄・入替に関しての注意点を記載したいと思います。

  • ・データの保護と消去
  • 新しいデバイスを早く使いたくてうずうずするかもしれませんが、まずは廃棄するデバイスのデータのバックアップをしましょう。
    iOSの場合、確実なバックアップと復元手段はやはりiTunesの利用です。
    iTunes を使うと、ユーザーの設定、メッセージの履歴、カメラロール、書類、保存されているゲーム、その他のデータをバックアップすることができます。
    バックアップにはデバイスと同期されるコンテンツ (ムービー、音楽、Podcast、App など) は含まれません。
    Androidの場合、OSのバージョンによってはGoogleアカウントにバックアップを行うことができますが、様々なバックアップツールが発売されていますので、そちらを利用することが確実です。

    バックアップが終了したら、デバイスのデータを消去しましょう。
    MDMやiTunesからデバイスのデータを全て削除して、工場出荷状態初期化が可能です。
    データ消去用のソフトウェアや、専門業者のデータ消去サービスなどを利用してより安全な廃棄を行うことも可能です。情報システム管理担当者が取りまとめて廃棄するなど、社内で統一ルールを確立し、徹底しましょう。
  • ・データ復元
  • バックアップしたデータを新しいデバイスに復元しましょう。
    おおよそバックアップ時に使用したツールと同じもので、復元が可能です。
  • ・環境配慮
  • ハードウェアを提供しているAppleでは、リサイクルプログラムを整備し、環境配慮に努めています。
    Appleのリサイクルセンターやデバイスの購入元に、廃棄する前に相談してみましょう。

<参考>

・Androidバックアップツール
開発元/提供元:ソースネクスト株式会社
製品名:超保存

・スマートフォン用データ消去製品
開発元/提供元:株式会社ブランコ・ジャパン
製品名:Blancco Mobile Edition

・スマートフォンデータ消去サービス
開発元/提供元:AOSテクノロジーズ株式会社
サービス名:Smart119

Appleリサイクルプログラム

以上、スマートデバイス導入サイクル11フェーズの「9、保守サポート&コール」から「11、デバイス廃棄・入替」までをご紹介しました。
先日AppleからiPhone 5が発売されましたが、技術は今や日進月歩から秒進分歩。 ここに記載されていることが全てではありません。
今後もスマートデバイスの導入を検討する際に、こちらの記事の内容を参考の上、最新の情報を収集していただき、スマートデバイスをより安心して活用していただけますと幸いです。

この記事に掲載されているデータは2012年11月07日時点のものです。

[掲載日:2012/11/07]

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