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クラウドサービスとは、自社内でシステムを構築、管理・運用するのではなく、インターネット上にあるサービス提供企業のシステムを必要に応じて利用するものです。
「クラウド」は雲（Cloud）を意味し、インターネットを表しています。
ユーザーはインターネット上にある様々な提供企業のサービスを、どこからでも多様なデバイスで利用できます。(イラスト参照)
クラウドサービス導入によって以下のようなメリットがあります。

・サーバー構築、システム管理者が不要
サービス提供企業がサーバー構築・運営を行うため、お客様ご自身が自社内で新たにシステムを構築、管理・運用する手間がありません。

・インターネット経由での利用
インターネット接続環境があれば、社内・社外（取引先での商談中、移動中の車内等）と場所や時間を問わず利用できるので、隙間時間も業務ができ効率化を図れます。

スマートデバイスを企業内で最大限活用するためには、クラウドサービス導入の検討と、業務システムの見直しが必要となります。

すべての業務システムをクラウド化することは難しいという企業も多いでしょう。
外出先でのスマートデバイス活用を前提とした以下の3つのようなビジネスシーンなどから、クラウドサービス導入を進めることをおすすめいたします。

１．営業担当が顧客先でPDFファイルやPowerPointで作成した資料を駆使し商品を紹介・説明するならば
「電子カタログ管理ソリューション」

２．外出先でも「社内掲示板」や「メール」の確認ができるようにするには
「グループウェア」や「メールシステム」

３．出張中でも稟議の承認処理をさせたいならば
「承認システム」

以上のクラウドサービスを導入することで、スマートなビジネススタイルの実現へと一気に近づくことでしょう。

既存システムを有効活用する方法としては、以下のような擬似的なクラウド環境を構築できる方法もあります。

・社外から社内ネットワークに接続する「VPN」環境の整備

・「CACHATTO」のようなリモートアクセスソリューションの使用

「CACHATTO」を使用することで「Notes」や「Exchange」、「デスクネッツ」などの国内で主要に販売されている既存のグループウェアに対し、スマートデバイスからアクセスすることができます。