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特集コラム:「教えて!ビズ男先生」:【特別編】ビズ男先生課外授業!

スマホの写真はどこに行く?~意外に身近なオンラインストレージ~

須摩 ビズ男
皆さんこんにちは!須摩 ビズ男です。
今回は特別講師として共 有志(きょう ゆうし)先生をお招きしております。
皆さんはオンラインストレージを利用していますか?クラウドベースのオンラインストレージがだんだんと浸透してきている中で、その便利な活用方法について身近な視点からご紹介いただきます。
それでは、共先生、よろしくお願いします!

こんにちは、共 有志です。
この原稿を書いているのは8月上旬。本当に暑い日が続いています。
そんな時こそ思いっきり遊ぼうと、花火大会、夏フェス、盆踊り大会と、夏のイベントが盛りだくさん。
皆さんはこの夏、どのようなプランを立てていますか?

思い出の写真だけに「重い」!?

さて、そういったイベントでは、多くの方がスマホのカメラで写真撮影をしていると思います。
最近のスマホのカメラは本当に性能が良く、とてもきれいな写真が撮れるため、デジカメの持ち歩きは本当にしなくなりましたね。(私の家の中では完全にホコリをかぶってしまっています)
最近は自撮り棒といったものもありますので、デジカメよりも便利に使える!と思っている方も、多いのではないでしょうか。

ちなみにそんな大切な思い出の写真データが増える中、皆さんのスマホの容量は足りていますか?
以前からの写真データもスマホ本体に移している場合は、本体の残容量が相当厳しくなっているのではないでしょうか。AndroidスマホはMicroSDが使える機種も多いので、そちらに移している方も多いようですが、iPhoneだとMicroSDなどは利用できないため、データで容量が埋まってしまい困っているという方のお話も耳にします。
最新のスマホで撮影したデータは、高解像度のため、データ量も重くなっています。写真1枚で2MB弱はありますので、大切な思い出の写真は、データ量も重くなってきていると言えます。

重い写真データはクラウドで軽く?

ただ、これはちょっと前の話になりつつあります。というのも、多くの方が意識的に、また無意識に写真データの保存にクラウドベースのオンラインストレージ、「クラウドストレージ」を活用するようになっているからです。
iPhoneを使っている方であれば、iCloudという名前を聞いたことがあると思います。これはApple社が提供するクラウドストレージでの名称で、iPhoneの写真を始め、さまざまなデータを保存することができます。Google社であればGoogleフォト、Microsoft社であればOneDriveというように、各社がハードウェア、ソフトウェア、サービスと自社のクラウドストレージを連携させています。
数あるクラウドストレージの中でも、おそらく最も知られているのはDropboxでしょう。先日発表がありましたが、Dropboxは無償版・有償版すべて合わせると、全世界でなんと4億アカウントが利用されているということで、桁違いの利用者を誇っています。
余談ではありますが、Dropboxは無償で2GBの容量が使え、写真アプリのCarouselをセットでスマホに導入すると、3GBのボーナス容量がもらえて、なんと無料で5GBものクラウドストレージが使えることになります。
これ、ご存知でしたか?詳しくはこちらをご覧ください。
無料で5GBって、そうとう太っ腹ですよね...(なんたって誰でも申し込めるんですから)

さて、これらの大容量のクラウドストレージを活用して、スマホからクラウドに写真データを移動させれば、その分スマホ本体の容量が空くことになります。クラウドストレージでデータを「同期」し、スマホ本体とクラウドで同じデータを持つこともできますが、クラウドにデータを「移動」させて必要な時だけ見るようにすると、さらに使い勝手がよくなります。
スマホでよくゲームをする方(私もその一人です)なども、ゲームアプリの容量がとても大きいため、本体の容量確保には苦労している方も多いのではないかと思います。そのため、以前に撮った写真などそれほど見ないデータは、どんどんクラウドに移動してしまったほうが本体のデータ容量を軽くすることができます。

写真データのお話ばかりしてきましたが、クラウドストレージは写真だけの保存先ではありません。PDFファイルやPhotoshopの画像データなど、さまざまなデータを格納することができます。
そして、それらのファイルのビューアとしても、クラウドストレージがとても便利なことはご存知ですか?

保存するだけではもったいないクラウドストレージ

クラウドストレージはWebブラウザ上で活用することで、もっと便利に使うことができます。
オススメの活用機能はビューア機能です。クラウドストレージの中には、普通のパソコンでは見ることができないAdobe社のPhotoshopのデータや、Illustratorのデータも閲覧できるものがあります。例えば今までは取引先から受け取ったPhotoshopのデータなどは、ソフトウェアが入っているパソコンを持っている人にファイル変換をしてもらって苦労して見ていたところを、クラウドストレージのWeb版画面で、いとも簡単に見ることができます。
また、ファイルを共有してコメントを付けることもできます。
ポスターやカタログのデータをチーム内で回覧して、チェックするポイントをコメントで残しておける。専用ソフトを入れずに、また専用ソフトを使う時以上に円滑に複数人チームでの業務連携がとれる。これを活用しなければ、もったいないと言えるでしょう。

このように、クラウドストレージはWebアプリケーションとしての側面もあるため、「ストレージ」=「保存先」という考え方でははかりきれない存在になってきています。

ビジネスでもクラウドストレージをどんどん活用

先ほどDropboxの話が出ましたが、Dropbox社はDropbox Business、Microsoft社はOneDrive for Business、Google社はGoogle Drive for Workというように、各社で法人向けのビジネス版クラウドストレージサービスを提供しています。(2015年8月現在)
企業内ではファイルサーバを置いてパソコン間でファイルを共有するというニーズ、そしてそれにこたえるように様々なソリューションがあります。昨今はこれらの物理的なサーバを設定してファイルを共有するよりも、クラウドストレージをその代替として活用する事例が増えてきています。
「会社のデータは社内にあったほうが安心」と思われがちですが、ビジネス版クラウドストレージに備わっているセキュリティ機能や、アドオンのセキュリティソリューションを活用すると、社内にあるよりもむしろ高いセキュリティを実現することができるようになっています。
例えば、クラウドストレージにアクセスする場所を会社にのみ限定してしまえば、IDとパスワードを盗まれても会社外からはアクセスができません。また、なりすまし防止として、ログインする時に自分のスマホにキーコードが送られてくる機能もあります。このような機能を組み合わせることで、クラウドストレージも安心して使うことができるようになっています。

アメリカではIT系のスタートアップ企業が積極的にクラウドストレージを活用することで市場が拡大し、そこで潜在的なニーズに対応するさまざまなソリューションが出てきたことにより、今まで導入を見合わせていた他の企業が使いだすという流れが起き、どんどん導入企業が増えています。
それらのソリューションはまだ英語版のみのものも多いのですが、日本語の環境で使えるようになってくれば、日本のビジネス環境でもクラウドストレージが当たり前になってくるでしょう。

何はともあれ、便利なオンラインストレージを活用しましょう

ちょっと話はビジネス寄りの堅い話に行ってしまいましたが、なによりもお伝えしたいことは、クラウドストレージを活用するととても便利、ということです。写真データを保存してよし、仕事のファイルを保存、活用するもよし、便利に利用できる機会が公私ともにたくさんあります。
またこれらの多くのクラウドストレージには、Web版やスマホ版だけでなく、Windows用、Mac用のクライアントアプリケーションも用意されています。仕事でパソコンを使っている方は、これらのソフトも活用することで、複数人のローカル上にある共有フォルダの同期が可能になるなど、さらに便利になります。
利用シーンの1つとして、大容量の動画ファイルを大人数で共有する時などは、ソフトを使うと本当にラクちんです。なぜなら、誰かが共有フォルダにおいたものは、自動的に自分のパソコンにもダウンロードされているため、ローカルファイルとして扱うことができるからです。
また、大容量のファイルのアップロードをおこなう際には、たびたび途中で失敗すると都度再アップロードが必要で、イライラすることもあると思います。そんな場合、例えばDropboxのパソコン用のソフトでは、パソコン内のDropboxフォルダにおいておけば、あとはソフトがネットワークの接続状況を見ながら最適なタイミングでアップロードしてくれます。チラチラとアップロード状況を気にせず、他の作業に集中することができるのです。

このように、どんどん便利になっていくクラウドベースのオンラインストレージ、目が離せません。
まずは個人で、さらに会社でも使ってみませんか?

関連情報
●Dropbox Business
http://smabiz.jp/solution/detail/solution-231.html
●Dropbox Business無償トライアル(外部サイト)
http://bit.ly/1fYFzPQ
●Dropbox Business 特設サイト(外部サイト)
http://bit.ly/1IJGRbx
須摩 ビズ男
共先生、ありがとうございました!
すでに私たちは、生活の中で特に意識することなくクラウドストレージを利用していることがわかりましたね...!そこでほんの少しだけ意識して、ビューア機能やデスクトップアプリケーションなどを利用すると、仕事や遊びのデータ共有がさらに便利になりそうです!
気になることがあれば、問い合わせフォームから問い合わせをお願いします!
今回も大変勉強になりました。共先生、ありがとうございました!
起立!礼!ありがとうございました!

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この記事に掲載されているデータは2015年09月14日時点のものです。

[掲載日:2015/09/14]

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