MobiConnect for Business
スマートデバイス管理クラウドソリューション
「MobiConnect for Business」は、スマートデバイスに対し遠隔地からのロック(利用禁止)、ワイプ(工場出荷時設定への初期化)、データ削除等を行うことができます。それにより、スマートデバイス紛失時における第三者の不正利用やデータ漏洩のリスクを軽減することができます。
また、スマートデバイスの端末設定やソフトウェアの配布を遠隔操作で行うことも可能なため、利用者の手を煩わせることなく効率的に端末設定および設定内容の変更を行うことができます。
本サービスは、同社がクラウドサービス基盤で提供するSaaS/ASP型サービスであり、新たにシステム構築や保守をすることなく、基本的に初期費用と年額料金のみで利用できます。
- メーカー名
- インヴェンティット株式会社
- メーカーURL
- http://www.mobi-connect.net/
価格
「オンライン見積もり」「お見積もりのご依頼はこちら」ボタンをクリックすると、弊社100%子会社BBソフトサービス株式会社が運営するLICENSE ONLINE Biz/LICENSE ONLINEヘアクセスします。
LICENSE ONLINE Biz/LICENSE ONLINEとは?
BYODプラン
個人の端末を業務にも活用したい方に最適な、お手軽コストプラン。
遠隔ロック、パスワードポリシー設定、遠隔設定が可能です。
エントリープラン
MDMによるセキュリティ対策の入り口として、まずはお試しのプラン。
遠隔ロック、ワイプ、端末情報取得が可能です。
ベーシックプラン
セキュリティ機能に加え、基本的なスマートデバイスの管理が可能なプラン。
遠隔ロック、ワイプ、端末情報取得、遠隔設定が可能です。
スタンダードプラン
セキュリティ機能から端末管理まで、必要な機能をフルにご利用頂けるプラン。
遠隔ロック、ワイプ、端末情報取得、遠隔設定、遠隔監視、デバイス制限が可能です。
契約更新については、お客様からの解約の申し出がない限り自動更新となります。
製品詳細
「MobiConnect for Business」ならではの機能
スマートデバイスの導入は、企業内での業務効率化を促進する一方、顧客情報など、機密情報の漏洩リスクが課題となります。
「MobiConnect for Business」は、スマートデバイスに対するセキュリティと一元管理を提供することにより、企業内のスマートデバイスをより安全に、そして、より統制のとれた形で利用するお手伝いをいたします。
紛失時の情報漏洩防止
端末紛失時に、遠隔での端末ロックやデータの削除、工場出荷時状態への端末初期化(リモートワイプ)などが可能です。万が一の情報の漏洩を防止します。
セキュリティポリシー強制
パスワードポリシー等のセキュリティポリシーを強制適用することにより、利用者に対し、端末のセキュリティ機能を強制することが可能です。
不正利用の防止
端末のカメラ機能やWiFi機能などの利用を制限します。業務に不要な機能を制限することにより、不正利用を防止します。
インベントリ管理
遠隔で端末のデバイス情報、ファームウェア、インストールアプリ、設定情報の取得が可能です。
遠隔による各種一括設定
複数の端末に対して、Wi-fi、ブックマーク等の設定を一括で遠隔設定することが可能です。
紛失時の情報漏洩防止
端末のパスコード設定状況やアプリケーションのインストール状況を監視し、違反時に管理者に通知します。
iOS独自機能
・ユーザによるプロファイル削除不可
・初期セッティングを自動設定
・Jailbreakの検知
Android独自機能
・遠隔監視機能による端末管理(アプリ利用制限/位置情報など)
・SIMカードロック搭載
・ルート化の検知
mobiApps(MAMサービス)
「mobiApps」では、iOS7より提供されたVPPの管理配布に対応しています。別途特別なエージェントアプリケーションをインストールする事なく、VPPで購入したアプリケーションを遠隔で配布することができます。
Windows 8.1「Open MDM」対応
「OpenMDM」機能を使うことにより、クライアントアプリをダウンロード、常駐させる必要がなく、クライアントレスでMDM機能を利用することが可能です。また、機種依存が低い為、様々な機種へのスムーズな展開が可能です。
その他の豊富な機能
・遠隔ロック
端末の紛失や盗難時に、遠隔で端末をロックして不正利用を防止します。
・遠隔データ削除
端末の紛失や盗難時に、遠隔で個別データの削除や工場出荷時状態に戻すことが可能です。
・遠隔設定
WiFi、ブックマーク、VPN等の設定を遠隔で複数の端末に対して一括設定が可能です。
・パスワード強制化
端末のパスコード設定を強制化します。パスコード長、パスコードの種類等を指定して設定します。
・デバイス利用制限
端末のカメラ機能やWiFi機能等、利用させたくない機能を制限します。
・アプリ配信
社内アプリケーション等を遠隔から個別または複数の端末に対して配信します。
・端末情報取得
遠隔で端末側の情報を取得します。OSのバージョン、メモリ残量等、インベントリー管理が可能です。
・アプリ利用制限
ホワイトリストにより、企業内で許可されていないアプリケーションの使用を制限します。
・電子証明書(オプション)
電子証明書の発行、遠隔設定、失効といった管理を端末毎に行うことができます。
・位置情報取得
遠隔で端末の位置情報を取得します。紛失時等、端末やユーザーの位置を把握できます。
・遠隔監視
端末のパスコード設定状況やアプリケーションのインストール状況を監視し、違反時に管理者に通知します。
・アンチウイルス(オプション)
アンチウィルスアプリケーションに対して、遠隔で定義の強制更新や強制スキャンを行います。
動作環境
◆管理者PC 動作環境
サポートブラウザ:Internet Explorer 8.0, Internet Explorer 9.0, Firefox ESR(Mozilla提供の企業向け延長サポート版)
◆管理対象デバイス
サポートOS:iOS、Android、Windows 8
※:サポートOSバージョン、サポート機種の詳細につきましては製品ポータルサイトをご確認ください。
導入事例
某食品販売会社様
「MobiConnect for Business」を利用し、Eラーニングによる教育効率化を実現
背景
独自の教育体制を社内に持つ某食品販売会社様。既存の印刷物マニュアルによる教育を、効率化するためにEラーニングの導入を検討していました。しかし、教育用デバイスの情報漏えい対策、端末管理が課題となっていました。
課題
・iPadの業務外利用やネットへの不用意な情報発信の防止
・ユーザによる勝手な機能制限解除の防止
・スタッフによる業務外コンテンツへのアクセスの禁止
といった要件を実現したいと考えていました。
導入
ユーザが設定変更できないことが決め手となり「MobiConnect for Business」を採用
挙げられた要件は、想定した用途以外に使われないよう制限できること、URLフィルタリングが可能なこと、スタッフが勝手に設定を解除できないこと。特に3つ目の要件を満たす製品を見つけるのが大変でした。
構成プロファイルによって機能制限が行われるということは、調べればすぐにわかります。セキュリティを確保するためには、ユーザが勝手に設定変更できない工夫が必要です。選定当時、構成プロファイルを削除させないようにできるのは「MobiConnect for Business」だけでした。
デジタルアーツ社の「i-FILTER」との連携
選定当時、「MobiConnect for Business」にURLフィルタリングの機能は備わっていませんでしたが、デジタルアーツ社の「i-FILTER」との連携が予定されていたことも選定の後押しとなりました。
2012年1月、30台のiPadがモデル店舗に配布されました。当初は「MobiConnect for Business」と製品版の「i-FILTER」を組み合わせての導入でした。
※「デジタルアーツ/DIGITAL ARTS」、「i-FILTER」は、デジタルアーツ株式会社の登録商標です。
効果
紙資料からiPadによるEラーニングへと移行したことで、店長主導によるトレーニングではなくスタッフの自発的なセルフトレーニングが可能になりました。トレーニングステップの全体を見渡し、自分の理解度を把握しながら進められるため、意欲的なスタッフは大きな伸びを見せました。
今後
「MobiConnect for Business」のおかげで安心して使える環境を整えてiPadを配布することができました。今後は店舗からのフィードバックを受けながらコンテンツの改良を進め、より教育効果の高い環境づくりを進めていきます。
導入企業様のプロフィール
- 導入企業様名
- 某食品販売会社
- 所在地
- -
- 概要
食品販売、宅配食品販売等
- 従業員数
- 正社員350名 アルバイト約4,800名(2013年1月現在)
- 導入時期
- 2013年5月