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特集コラム:「教えて!ビズ男先生」:セキュリティ

1限目:スマートデバイス導入時に検討すべき「3つのセキュリティ」とは?

今回から始まりました「教えて!ビズ男先生!」、まずはスマートデバイス導入におけるセキュリティについて、3つの観点から見ていきましょう。
須摩 ビズ男
おはようございます!須摩 ビズ男(すま びずお)です!
このたび、スマビズ!大学 モバイルビジネス学部 モバイルソリューション学科のみなさんの担任となりました。
新米教師ではありますが、元気だけは取り柄なので、みなさん一緒に楽しくスマートなビジネススタイルの研究をしていきましょう!!

さて、もうすぐ1限目の講師、鉄壁 守(てっぺき まもる)先生がいらっしゃいます!
鉄壁先生は本校大学院の一期卒業生で、スマートフォン・タブレットを利用したビジネススタイルには欠かせない、セキュリティ分野の研究を極めていらっしゃいます。
在学中はサッカー部ゴールキーパーでキャプテンという、その名の通り鉄壁の守りを固めていらっしゃいました。文武両道の素晴らしい先生です!

あ!いらっしゃいました!皆さん、起立!礼!着席!
鉄壁 守
おはようございます。セキュリティ講師の鉄壁 守です。
皆さん、初めての講義で緊張していると思いますが、セキュリティはどの業種にも当てはまり、ポイントを押さえれば難しいジャンルではないので、リラックスして聞いてください。
それでは講義に入ります。
本日の講義「スマートデバイス導入時に検討すべき「3つのセキュリティ」とは?」

長年の間、コンシューマー市場においてもビジネス市場においてもモバイルデバイスと言えばノートパソコンが唯一無二の絶対的な存在でした。しかし近年、スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデバイスの普及が短期間の間に急激に進んだことで、モバイルデバイスの市場は多様化し数年前に比べて複雑さが増しています。

この現象は企業の、特にIT管理者にとっては悩みの種の一つになってきています。
特に今加熱しているスマートデバイスは、従来のWindowsPCをベースに設計された企業のシステム管理体制から見ればOSも異なり通信やネットワークも異なるいわば"異分子"であると言えるのではないでしょうか。

「スマートデバイスの利便性やコスト削減効果に魅力を感じた」
「昨今の様々な企業活用事例から、自社内でのデバイスの一括導入を決めた」
「社長の鶴の一声で決まった」


など導入の理由は様々でございますが、いざ導入してみると、その後にセキュリティ対策やコンプライアンスの策定について企業のIT管理者が対応に苦慮しているケースも非常に多いと感じています。

本講義では、

  • ・これからスマートデバイスの企業導入を検討されている皆様
  • ・既にスマートデバイスを導入したが、セキュリティ上の課題に直面している皆様

を対象に【スマートデバイスを企業導入する際に検討すべきセキュリティ】について、市場動向や実際の製品・ソリューションのご紹介、事例などを交えながら、3つの観点で講義を展開していきたいと思います。
まずは、その3つの観点をご説明しましょう。

bizuo-security01.jpg

デバイス導入時のセキュリティの3つの観点

観点1 「デバイス」そのもののセキュリティ:アンチウィルスや紛失・盗難対策

PCの世界でセキュリティと言うと真っ先に思いつくのがウイルスの対策ソフトです。
企業内のみならず個人PCにも当たり前のように導入されているアンチウイルスソフトですが、スマートデバイスにおいても同様に導入が必要とされています。

またスマートフォンやタブレットなどは、手軽に持ち歩けることの弊害として、紛失や盗難などの不慮の事故がどうしても起こりうるものです。こうした事故が起きた際に、デバイス内のデータからの情報漏洩を防ぐためにはどのような対策を講じるべきなのでしょうか。

企業としての信頼問題を未然に防ぐために、以下の製品ジャンルの導入を十分に考慮する必要があるでしょう。

代表的なセキュリティ製品ジャンル
  • ・アンチウイルスソフト
  • デバイスをマルウェアの脅威から守ります。Android端末では対策必須です。
  • 対応製品一覧
  • ・MDM(モバイルデバイスマネジメント)
  • デバイス情報取得+ポリシー一括配信などの管理機能に加えて、万が一の紛失・盗難時にデバイス内のデータを遠隔で消し情報漏洩を防ぐ、リモートワイプなどのセキュリティ統合対策が可能です。
  • 対応製品一覧

MDM導入に失敗しない!おさえておくべき製品別ポイントとは?MDMベーシックプラン比較

観点2「アプリケーション」のセキュリティ:危険なアプリと安全なアプリ

スマートデバイスに共通して言えることは、「アプリケーションが主役」の端末であるということです。
ユーザーはアプリケーションを自由に追加することで、端末を自分好みに容易にカスタマイズすることができます。 ビジネスにおいても、有効なアプリケーションを追加することによってデバイスはより便利に、従業員にとって効率的な端末へと強化されていきます。

しかしながら、増え続けるアプリケーションの中にはビジネス用途に適していないものや、社内のセキュリティポリシー・コンプライアンスに準拠していないものが含まれている危険性も多々あります。
まずは、「安全なアプリケーション」と「危険なアプリケーション」をどのように仕分けるかの判断が必要です。
その上で、AppStore や GooglePlay のようなアプリマーケットからの購入が可能なアプリ、社内リソースを投入しスクラッチで自社開発したアプリ、またはSmaBiz! Webでご紹介しているビジネス利用に特化したセキュアなアプリの使用を選択するかを検討しましょう。
セキュアに端末をビジネス利用するためには、企業内では非常に重要なポイントのひとつとなる部分です。

代表的なセキュリティ製品ジャンル
  • ・MAM(モバイルアプリマネジメント)
  • 使用可能アプリや禁止アプリを定めたり、アプリのインストール自体を禁止するソリューション。MDMに搭載されているケースが多い
  • ・ビジネス専用アプリケーション
  • 企業内でセキュアに使用することに特化した業務用アプリケーション
観点3「ネットワーク」のセキュリティ:通信制御によるデータの管理

ここは最も重要なポイントのひとつであり、企業にとって忘れてはならない部分です。

iOS端末であれAndroid端末であれ、スマートデバイスはその名の通り「通信端末」です。これらの端末はスタンドアロン型で動作しているわけではなく、ネットワークや回線を通じて自宅や職場のPC、各種クラウドサービスに接続しています。

ユーザーがスマートデバイスとプライベートクラウド、エンタープライズクラウドとを同期できることは、スマートデバイスの利点でもある一方、こうしたサービスを従業員に簡単に悪用されてしまう可能性も否定できません。承認を得ていない従業員の端末に企業データがDLされてしまったり、クラウド上に誤って企業の機密データが公開されてしまう危険性もあるのです。

このネットワークの通信をいかに制御するかが一番難しい課題でもあります。
社内セキュリティポリシー等にあわせた以下の製品ジャンル製品の導入が、課題解決の大きな鍵となることでしょう。

代表的なセキュリティ製品ジャンル
  • ・VPN(リモートアクセス)
  • 公衆回線をあたかも専用回線であるかのように利用することで、手元にあるパソコンやスマートデバイスから遠隔地にあるパソコンの操作をおこなえるサービス
  • 対応製品一覧
  • ・電子証明書(認証)
  • 改ざんやなりすまし、盗聴の防止策のひとつで、ネットワークに接続されたデバイスが正しい事を証明するソリューション
  • 対応製品一覧
  • ・セキュアブラウザ(フィルタリング)
  • Webサーバーへのセキュアな接続+業務使用に関係のないサイトアクセスの制限ができる、接続先のフィルタ設定が可能なソリューション
  • 対応製品一覧
企業によって異なるセキュリティのポイント

一言で企業と言っても多種多様な業種、規模があります。それによってスマートデバイスを導入する理由も様々であり、またその用途によって対策を講じるべきセキュリティも異なります。

しかし、このような3つの観点で整理してみると、自社において考えるべきセキュリティのポイント、そして必要なモバイルソリューションが見えてくるのではないでしょうか。

次回の講義では、今回ご紹介した3つのポイントの一つ目にあたる
デバイスそのもののセキュリティ
について掘り下げたいと思います。

須摩 ビズ男
鉄壁先生、ありがとうございます!
自社に合ったデバイス・アプリケーション・ネットワークのセキュリティ対策を考えなければいけないんですね。

講義の感想や質問のある生徒は、ページ下のコメント欄に記載するか、問い合わせフォームに入力して提出してください!
起立!礼!ありがとうございました!!
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この記事に掲載されているデータは2012年09月21日時点のものです。

[掲載日:2012/09/21]

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